今回は、at小型2輪の一発試験に1回目で合格するコツを紹介していきます。

合格率10%なのにホントに受かるの?
試験始めの発進操作から最後の停止まで、しっかりコツを伝えていきます!
門真の小型2輪(at)のコース内容
門真市の試験場は、小型2輪(at)の試験コースが2つあります。
2コースと3コースです。
これらのコースは、次の時間内(平日のみ)に、実際に歩いて下見できます。
・7:00〜8:00
・12:00〜12:20
コースの見方は、下の1番レーンから出発し、矢印の方を辿っていきます。
こちらの2コースの方は、最初の項目「一本橋」を終えると右折し、交差点に入ります。
3コースは、「一本橋」を終えるとすぐに左折し、「踏切」に向かい、これを越えると「S字カーブ」に入ります。
一般的には、この3コースの方が難しいと言われています。
理由は、「一本橋」を渡り終えたらすぐに、小回りで左折しないといけないからです。
角に当たらないよう大回りになると減点されるため、こちらのコースが難しいと思われます。
2コースの「一本橋」から順番に、各試験の項目を見ていきます。
合格するコツ❶発進

日本二輪車普及安全協会より
小型2輪(at)の技能試験は減点方式となります。減点超過で不合格になると、試験官(警察官)がアナウンスしてくれます。
試験開始直後のバイクのスタンドを蹴るところから、採点されます。(※試験官によって異なる)

バイクが走ってからじゃないんだね…
まずは、小型2輪(at)のエンジンの付け方をお伝えします。
左ブレーキを深く握ったまま、右ハンドル左斜め下あたりのスイッチを親指で、エンジンが付くまで長押します。
発進の手順はこちらです。
⑴後方確認をしながら、スタンドを蹴り、バイクを起こす |
⑵バイクにまたがり、上の方法でエンジンをつける |
⑶右ブレーキを握ったまま、左手で両方のミラーを調節する |
⑷右の方向指示器を出し、右後方を直接目視で確認した後、急発進しないようスムーズに発進する |
色々ややこしいですが、一般道路に出てからも同じなので、この機会に身につけましょう。
合格するコツ❷一本橋

Xより
この画像の通り、幅30cm・長さ15mの橋を、5秒以上かけて落ちずに走行します。
落ちると一発不合格になります。
まず、停止線の手前で一時停止します。
※停止線を前輪のタイヤが少しでも越えると、停止したことにならず、大幅減点になります
そして、橋を渡り終えた先に曲がる方向の指示器を出します。
前方と後方を目視で確認して発進します。
幅が決まっている橋を5秒以上かけて渡るので、「ゆっくり走る+ブレずに真っ直ぐ進む」運転技術が必要です。
コツは、ハンドルを左右に小刻みに動かしながら進むことです。
ハンドルを動かさずにゆっくり進むと、バイクが左右のどちらかに傾き、橋から落ちてしまいます。
他の重要事項です。
合格するコツ❸交差点

グーネットより
交差点は、赤信号だけでなく黄色信号でも、停止線の手前で停止します。
(※試験コースでは信号が4つ集まっている場所が交差点です)
青信号になると、左右に大きく首を振って安全確認してから(※試験では大袈裟に確認しないと減点される)発進します。
交差点に入るときに信号が青で、そのまま停止せずに進む場合も、左右に首を振って安全確認します。

青でもしっかり確認するんだね!
交差点を左折するときは、あらかじめ左に寄っておき、左折する約30m手前で、左の向指示器を出します。※難しく考えず、いつもより早めに指示器出す
そして曲がる前に、右に首を振って安全確認し、左後ろの巻き込みも確認し、左端側に沿って徐行しながら小回りで曲がります。
3コースの交差点を右折するときは、片道2車線ある道路の中心のすぐ内側を徐行しながら曲がります。
他は左折する時と同じです。
曲がる約30m手前で右折の指示器を出し、左に首を振って安全確認し、右後ろの巻き込みも確認しながらゆっくり曲がります。
合格するコツ❹S字カーブ・クランク

チューリッヒより
門真市の小型2輪(at)試験コースは2つとも、先にS字カーブを通ってから、続けてクランクとなります。
S字カーブとクランクは、アクセルを少し回して元の位置(速度0km)に戻してを繰り返し、常に徐行しながら行くと、スムーズに攻略できました。
難しく考えずに、アクセルをゆっくり少しだけ開いて、また戻して(速度0km)を繰り返して少しずつ進むイメージです。
門真市の試験場は、S字カーブよりクランクの方が道の幅が狭かった印象があります。
ですが、2つとも落ち着いて「ゆっくり」「少しずつ」進めば、簡単に攻略できます。

注意するのは、壁際にバイクが接触したりすると、大幅減点か一発不合格なので、気をつけなければなりません。
あとは、S字カーブやクランクに入ってから、出口の先に曲がる方の指示器を出しておきます。
S字カーブやクランクの出口の先が、左に曲がるのであれば、入り口の時点で先に左の指示器を出します。
次の記事では、「踏切」や「坂道発進」、「障害物」などのコツをまとめてきます。
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