前回に引き続き、小型2輪(at)の一発試験に合格するコツを紹介していきます。
今回は、難しくなる後半の「踏切」や「坂道発進」、「急制動」などについてです。
合格するコツ❺踏切

富士工芸社より
踏切にを通過するだけでも、決まったルールがあります。
まず、踏切前の停止線の手前で一時停止します。
※踏切は、虎模様のバーが上がっていても、警報器の音が鳴っていれば通過せず、一時停止する
このとき、踏切を渡ってから曲がる方向の指示器を出しておきます。
門真市の試験では2つのコースとも、踏切を渡ると右折なので、停止しているときに右の指示器を出します。
次に、警報器の音が止まり、虎模様のバーが上がると、左右に首を大きく振って安全確認してから、警報器(上画像)を目視で確認し、踏切を渡ります。
合格するコツ❻坂道発進

MOBYより
下図の1と書いてあるレーンが坂道発進する場所です。
まず、このレーンの上り坂の途中に標識があり、そこで一時停止します。
そして、右の指示器を出し、首を振って左右の後方確認をして、発進します。
※上り坂になっているため、ブレーキを離した瞬間にアクセルを回さないと後退します。少しでも後ろに進むと減点です。
坂道を下るときも注意が必要です。下るときは、アクセルを一切開きません。
下りで少しでもアクセルを回すと減点となるため、ブレーキのみ使い坂道を下ります。
合格するコツ❼障害物

交通教材センターより
門真市の試験では2つのコースとも、障害物を避ける項目が2回あります。
2回とも、外周コースのときに障害物を避ける項目が出てきます。
この図では、点々で表されている膨らみが障害物となります。実際は、コーンが並べられていました。
障害物を避けるときの流れとしては(門真市の試験コース)、
まず、右の指示器を出してから、首を振って右後方の安全確認をし、障害物と平行になった時に、左指示器を出して、障害物を越えて、元のレーンにに戻ります。
※ここで注意したいのが、障害物をギリギリで避けるのではなく、かなり膨らんで障害物とバイクの距離を空けて避けます。ギリギリで避けると減点になります。
合格するコツ❽指定速度区間
アンモータースクールより
門真市の指定速度区間は、速度を30km以上出さないと減点となります。
外周道路の障害物を超えた後、すぐに指示速度の標識があり、ここで思い切って30km以上アクセルを回します。
門真市の試験では外周を2周走るため、この指定速度区間が2回あります。
コツは、速度メーターが30km後半になるのを確認すると、思い切ってそのままメーターを見ずに、アクセルを30km後半の状態に保つことです。
なぜ30km後半かというと、30km丁度か前半くらいの速度に保つと、30kmを下回ってしまうことがあり、減点になってしまうからです。
ビビってメーターを確認しすぎても、意外と速度が30km出ておらず、減点となる場合があります。

思い切って、速度30km後半を出すんだね!
合格するコツ❾急制動
小型2輪(at)は毎時30kmを保ち、急制動開始線(コーン)で急ブレーキを行い、車輪をロックさせずに、指定された区間内に停止します。
コツは、思い切って速度40kmくらい出し、一度だけ速度メーターを確認し、後は見ないでアクセルを40kmの状態に保ちます。
小型2輪(at)は一番手前の停止区間までにバイクを停止させます。
コツは、急制動開始線(コーン)にバイクの前輪が被ったときにブレーキをかけます。
このとき、右手(前輪)と左手(後輪)のブレーキを5:5の割合でかけます。これをすることで、安定した停止ができます。
右手の前輪ブレーキを強めにかけてしまうと、前輪のタイヤがロックしてしまい、転倒の確率が上がります。
転倒してしまうと一発不合格となるため、これだけは避けたいです。
合格するコツ➓停車

大佐和自動車教習所より
全てのコースを回りきれても、まだ安心できません。
最後の停車まで、試験官はきっちり見ています。

まだ緊張しないといけないの?
最後の外周を周り終えた後、左指示器を出して、出発地点のポールに前輪を合わせて停止します。
そして、左指示器を消して、エンジンを切ります。
左右に首を振って後方確認をし、バイクから降車します。
最後にスタンドを立て、試験終了となります。
次の記事では、実際にぼくが門真市の一発試験に挑戦した体験談、
警察官に言われた言葉などを紹介していきます。
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